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政党としてのあり方を問う


なんか、ここ最近は政治関連の話ばかりが多くなっておりますが、私は正直それほど政治に関心が高いわけではありません。むしろその逆で関心なさすぎくらいの人間です(笑)なので、特に応援している政党もありませんし完全にフラットな目線でそれこそ忖度なしに書いておりますことをあらためてご了承ください。
 
 
 
さて、連日続いております旧統一教会と政治の繋がりを明らかにする報道の中で、少しだけ光明があったといいますか、政党として本来あるべき行動をとったと思えるのが、旧統一教会と接点のあった所属議員を公表した日本維新の会で、これについて私は個人的に高く評価したいと思います。
 
 
それは本来、政党としてあるべき姿はこれが普通かと思っているからです。ですが、現実的にはこの“普通”がなかなかできるものではないですよね? ほとんどの政党であれば、まず第一に“隠蔽を図る”、次に “しらを切る”、それでもダメなら“コメントを差し控える”という3本の矢ではないですが、政治家のいわゆる逃げの王道パターンが常識となっている中、自らの党内を調査して公表するというのは今まさに国民が望んでいることを行動に移したと言えるのではないでしょうか。
 
 
もちろん、この日本維新の会からも結果的に現時点で14名ほどの議員に少なからず関係性が認められたわけで、そこに関しては褒められたものではないですし、今後の対応を注視しなければいけないことも忘れてはなりません。ですがこれはある意味、自民党ほど「ズブズブの関係ではない」ということを国民に証明するという意図もあってのことかと思いますし、公表したことは正解だと思います。
 
 
正直、私からすると「一切関係性はない」と一旦は否定するものの最終的に謝罪に転じるのと、逆に自ら名乗り出て潔く謝罪するのでは受け取り方がまったく違います。仮にどちらも同じような関係性であったとしても国民感情に大きな違いが出ることは間違いないのではないでしょうか?
 
 
この部分においては自民党も大いに反省すべきかと思います。
 
 
特に連日の自民党議員によるマスコミ対応なんかを見ていると、申し訳ないですが「みっともない」という言葉しか出てきません。いや「情けない」かな?


まぁどっちも同じようなもんですね(笑)

 
 
最近では自民党の山本朋広議員が旧統一教会が開催する集会の壇上で、総裁に対し「マザームーン、マザームーン」と連呼している動画が出てましたが、このような姿を見るともう宗教団体に媚びを売っているようにしか見えないですし、何より気持ち悪いです。


いったい誰の母やねん?!と(笑)
 
 
そして、この“マザームーン”発言の真意を問われると「事務所を通してください」とひたすら逃げるように報道陣を避け、事務所に問い合わせると「個別の問い合わせには対応しておりません」という回答・・・


議員「事務所を通してくれ」


事務所「お答えできない」


議員「いや、だから事務所を・・・」


こういった無限ループは国会議員として、ただただ「みっともない」という表現以外にあるならば教えていただきたいくらいです。


本当にこの人、国会議員としてのプライドどころか恥も外聞も無く、事務所が何とかしてくれるとでも思っているのでしょうか? どうせなら報道陣に対しても堂々と取材を受け“マザームーン”を連呼されたらどうですかね?


もちろん、自身が旧統一教会の総裁を母だと思っているのであれば。

 
 
こういうのを見てると、もう政治の世界において“説明責任”という言葉は死語となったのだろうと思わざるを得ないです。とにかく“逃げる”&“コメントを差し控える”を的確なタイミングで使える人間であれば誰でもウエルカムなのが政治の世界なのかもしれませんね。ボクシングでいうヒット&アウェイなら高等技術ですがそれとは大違いですし、私としてはあってはならないことだと思いたいのですが・・・
 

 
また、この旧統一教会との関係性について自民党の総裁である岸田総理「国民への丁寧な説明が大事だ」という、どこか“他人事”にすら聞こえるコメントもいかがなものですかね?ご自身はさも「私は知らなかった」とでも言いたげな物言いに私は違和感を感じますし、本当に自民党が国民への丁寧な説明をしようとしているように感じとっている国民っていますかね?


「お付き合いとして名前を貸しただけ」とか「どういう団体なのか知らなかった」とか、あげくには「何が問題なのか分からない」という完全に開き直りともとれるコメントを出したかと思えば、後から釈明コメントを出すという・・政治家としての資質とかいう以前に「中学生あたりからやり直してこい」と言いたくなるような議員ばかりではどうしようもないでしょう。

 
自民党は日本維新の会とは真逆で「個々の議員が説明すべき」という、もはや政党としては“無責任”ともとれる見解がこういった事態を招いているのではないですか?


そもそも自民党の議員は逃げ回ったり、いい加減なコメントばかりなのが現状なわけですから総裁であるあなた自身が首根っこを掴んででもこの議員らにしっかり“説明責任”を果たさせたらよろしいのではないですか?と。


もちろん、自民党の場合は日本維新の会のような少人数では済まないでしょうし、それに浅からぬ関係性であることが分かってるから公表には踏み切れないというのも事実でしょうが、それでも“何もしない岸田内閣”という汚名を返上すべき時ではないですか?と私は思うのです。
 

 
 
 
ちなみにれいわ新選組山本太郎代表が「旧統一教会との関係を切れない政治家は退場して欲しい」とコメントを出しておりましたが、これには100%同意します(笑)今すぐにでも議員バッジを外して欲しいものです。

 
 
そもそも組織票が期待できる宗教団体に媚び売ってて、都合が悪くなるとマスコミから逃げ回ってるような国会議員に何を期待しますか?という話で・・・そして、そのような議員を野放しにしているような党に対しては“政党としてのあり方”をもっと厳しく問うべきではないかと思うのは的外れな見解でしょうか?





しかし毎日毎日、本当に頭にくるような話ばかり次々と出てくるよな~と、ある意味感心してしまいます。おそらく、マスコミはそれだけのネタをかなり以前から持っていたのでしょうね。そしてここぞとばかりに報道機関が頑張っているのでしょう。



特に“ミヤネ屋”さんは忖度なしに良い仕事してると私は思います(笑)



“正すべきところは正す”これは社会の常識であり企業でも政治の世界でも同じではないでしょうか。


逃げ回ってても何も解決しないでしょ?って、子供でも分かりませんかね。

 
2022年08月07日 15:44

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