ちょっと腑に落ちないお話
今回も引き続き旧統一教会と政治の関係に関する話となりますが・・・私のここ最近における一番の関心ごとなので、もう飽きたという方にはごめんなさいと言っておきます(笑)
そもそも誰も読んでないか ^^;
今日は連日のテレビ報道におけるコメンテーターの発言で“腑に落ちない”といいますか、ちょっとそれは違うんじゃないかな・・・と思うことを書いてみたいと思います。
それは、ある番組において「今回の安倍元総理の事件がなかったらこの統一教会の問題は明るみになっていなかったか?」という質問に対する橋本徹さんの発言が「残念だし、悔しいところなんですが山上容疑者の意図した通りになってます」とありました。続けて「悪いことは悪いと言うべきなんだろうけど、過剰に法律の範囲を超えて攻撃していくのは、山上容疑者の意図した通りになっちゃう」とのことなんですね。
また、別の番組では社会学者の古市憲寿さんも「報道がヒートアップしすぎると容疑者の目論み通りになってしまう」というような橋本さんと似たような発言をされていました。
まず、これらの発言に対して私が思うのが、現在の旧統一教会と政治の関係が問題視されているこの状況が山上容疑者による犯行の“意図すること”であったのか?というところに疑問を感じてしまうんですね。
私が知る限りでは、これまで報道されている供述内容からすると「旧統一教会に家庭を崩壊され、関係が深いであろうという自分なりの解釈から安倍元総理を狙った」ということであって、あくまで個人的な恨みによる犯行のはずですよね?
それが、どういった供述部分から判断して山上容疑者の意図した通りになっていると思うのか、よく分からないというのが私の正直な感想なんですね。
もちろん、悪いことを言っているという意味じゃなくて色んな意見があるのはもっともなことなのですが・・・特に橋本さんなんかは弁護士ですので、その筋からの情報とかテレビでは知り得ないもっと裏の情報があるのかもしれませんが、我々にはメディアからの情報しかないわけで、それからすると橋本さんや古市さんらの考え方には至らないかな・・・というのが正直なところです。
以前、私のブログにも書いた通りこの事件がなかったら、この旧統一教会の問題は再燃しなかったとは思っていますが、それはこの事件があったことでマスコミや多くの国民から“宗教と政治の繋がり”を問題視する声が大きくなっていっただけで、あくまで“きっかけ”にすぎませんよね? これを山上容疑者の“意図”ととらえるのは違うんじゃないかな・・・と。
そして、私は橋本さんらの発言とは真逆で、この問題を沈静化させるのは大反対です。むしろ徹底的に明らかにすべきだと思っています。
それにヒートアップしすぎてるとありますが、その理由は簡単ですよね? それは旧統一教会との関係があった政治家たちが説明責任を果たすどころか逃げ回ったり、中には薄ら笑いまで浮かべて開き直ったような態度を見せるという悪態がそうさせるのではないですか?
岸田総理を含め自民党議員がこの問題を真摯に受け止めようとしていないから報道も過熱せざるを得ないのが現状ではないでしょうか? ヒートアップを引き起こしているのは間違いなく議員たちだと思いますし、マスコミ報道に注意喚起するのは筋違いな話かと思うのです。
誰の目にも自民党がうやむやにして逃げ切ろうとしている姿勢は分かるはずですし私からすると全然、追及が足りないように見えますが・・・感じ方は人それぞれですね(笑)
2022年08月12日 08:40