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第2次岸田内閣について


先日、内閣改造による新たな顔ぶれが明らかにされましたね。岸田総理が選んだのは留任が5人、再入閣が5人、初入閣が9人ということでした。以前にも書いたように私は政治に詳しい訳ではありませんので今回の人事に対しそれぞれの大臣がどういった性格の人間かまでは分かりません。
 
 
ですが、問題視すべきは今回の内閣改造については旧統一教会との関係があった人間を外し国民から疑念を持たれないような内閣とするようなことを岸田総理は言ってなかったですか? そして実際、その時点でこの関係が明るみに出ていた閣僚は確かに外されました。ところがどっこい新閣僚からも続々と旧統一教会との関係性が明らかになり、その数は7人にも上るという、あまりに“お粗末”であり“おふざけが過ぎる”内閣改造の中身といいますか・・・。
 
 
これ、まるで後出しジャンケンみたいなもんじゃないですか? 内閣改造以前に旧統一教会との関係を認めた人間はアウトで、改造後に関係を認めた人間はセーフということで、やってることはまったく同じなのに数日の違いが天と地ほどの差を生みましたよね? しかも言い訳は、まさにしれっとした表情で「旧統一教会の関連団体とは知らなかった」「今後は十分注意したい」というバカの一つ覚えともいえるコメントしか出せないという・・・こんな茶番劇をやってる第2次岸田内閣にどんな期待が持てますかね?

 
 
結局のところ自民党は旧統一教会との関係性を断ち切ることはできないと公表してるようなもんじゃないですか。
 

 
 
ここで、ちょっとした例え話をさせていただくと、ある学校の生徒会役員を選ぶときの条件として過去にテストで“赤点”をとったことがない生徒に限定するとしましょう。もちろん、そこは自民党と同様“自己申告に任せます”とした場合の考え方として
 
 
そこで「おれダメだ・・・赤点とったことあるわ」という正直な申告で除外となる生徒と、かたや「私は大丈夫です赤点などとったことありません」という虚偽の申告をした生徒がいたとします。


で、結果的に後者の生徒が生徒会役員に任命されましたが、翌日になってこの生徒から「実は1年生のころ1回だけ赤点とったことがある」という告白があった場合に「もう発表しちゃったから良いや」と見逃すのか「生徒会役員の選出をやり直します」とするかの2択だと思いますが、教育現場ということを考えればおそらくやり直すのではないでしょうか?
 
 
 
これを今回の内閣改造の流れと比較してどうでしょう?


むしろ、まともな考えなのは生徒会の方だと思いませんか?(笑)

 
 
つまり今回の内閣改造でいうところの“赤点”にあたるのは、もちろん旧統一教会であり、こことの関係がある議員については除外されるべきだったはずです。
 
 
私はこの後出しジャンケンのような議員らは、間違いなく意図的に旧統一教会との関係を公表するタイミングを遅らせただけだと思っています。もっといえば岸田総理の意図ではないかとさえ思っています。
 

 
おそらく現在の自民党内において旧統一教会との関係を持たない議員で閣僚人事を組むことなど不可能だということを意味しているのではないでしょうか?



ある意味では岸田総理も苦肉の策だったのかもしれません。すべての議員の関係が明らかになった後では閣僚人事どころではなくなるため内閣改造を前倒ししたというのもまんざら的外れな話ではないのでは?と思います。

 
 
野党からの批判も当然で“統一教会隠蔽内閣”と揶揄されています。



私からすると現時点では“岸田赤点内閣”というネーミングとしますが・・・今後どうなるでしょうね。

 
2022年08月12日 15:26

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