毎日新聞の世論調査
毎日新聞と社会調査研究センターが8月20、21日の両日で全国世論調査を実施したところ岸田内閣の支持率は急落して36%まで下がりましたね。ある意味これは予想通り順調に下がってきたといえるのではないでしょうか。
ちなみに内閣改造後の支持率は上がるという常識から考えると、この前代未聞の“すさまじい急落ぶり”は、まさに“暴落”と表現すべきかもしれません。
野党からすると祝杯をあげるレベルの話ではないでしょうか?(笑)
役員人事についても「評価しない」が68%ということで、これも当然といえば当然の結果でしょうし、もちろん旧統一教会との関係が大きく影響しているのは言うまでもなく、この旧統一教会との関係に対して「極めて問題があったと思う」が64%で「ある程度問題があったと思う」が23%ですから、これを合わせるとこの調査に回答したうちの87%の国民が「問題があった」と認識しており「旧統一教会との関係を断つべき」という答えもほぼ同じで86%に上るわけです。
中でも特に萩生田さんはこの数字にかなり貢献しているものと思われますし、さすがに議員辞職は免れないだろうと個人的には思っています。(というより願ってます)
こういった国民の怒りの声はいつ岸田総理に届くのでしょうかね?
この調査結果を踏まえてもなお、旧統一教会との関係について「自民党としては調査しない」という方針を変えないのであれば、これほど国民をバカにしてることはないですよね?
また、安倍元総理の国葬についても「賛成」の30%に対し「反対」が53%と半数を超える国民が反対の意思を示すなか、これを強行するというのはもはや岸田総理のいうところの“聞く力”は“聞き流す力”に変わったのだと言わざるを得ません。
つまり「国民の声を聞くとは言ったけど、見直すと言った覚えはない」というほとんど開き直りの言葉と同じです。
“何もしない岸田”と言われるように何もしないことで支持率を上げてきた、いわば新しいタイプの総理大臣と言えるのかもしれませんが、この情勢で“何もしない”は内閣として致命傷になりかねないのではないかと私は思いますが・・・。
しかし、いま選挙があったとしたら、まったく議席数も違ってくることでしょうね?
2022年08月22日 01:27