議員も議員なら・・・
最近、私的にはブログの更新頻度が異常なほど高いのですが、何も“ブロガー”を目指しているわけではありません。とにかく今年は過去に例を見ないほど仕事がヒマなだけです(笑)まぁそれでも家計が厳しいというような状況ではないので昨年働き過ぎた分、今年はゆっくりしろということだろうと勝手に解釈してます(笑)
さて今回は7月の内閣改造で総務大臣政務官に就任した自民党の杉田水脈議員の話を書いてみたいと思うのですが、まずこの方を語るには過去の発言を整理する必要がありますよね(笑)
代表的な名言?を簡単に上げると
「LGBTのカップルは子供を作らない、つまり生産性がない」
「男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想」
「女性はいくらでも嘘を付けますから」
こんな感じですか?
まぁおよそ政治家とは思えない問題発言ですよね? おそらくこの方は感情が高ぶると自分の言動を抑えきれないというところがあるのでしょうね? ある意味では政治家向きではないとも言えるでしょう。
ただ、付け加えておくとこれらはすべて過去の発言ですので、これを蒸し返して非難するのはちょっと違うような気がします。過去の発言をいつまでも非難するなら麻生太郎さんなんかどうなります?!って話ですよね(笑)
ですが、先ほどのような発言で国民から猛批判されてきた議員を閣僚に任命した岸田総理は“かなり問題あり”かと思います。
それはこの杉田議員の就任会見で
「過去に多様性を否定したこともなく、ある性的マイノリティの方々を差別したこともない」
「岸田政権が目指す方向性と、政務官として何一つずれている部分はない」
と言い切ったことからも分かるように、この方を任命するということは杉田議員の過去の発言は岸田総理の考えと一致しているという意味にも繋がるからです。
そこに関しては、やはりマスコミや国民が非難するのも分かりますし、ましてやこの方も自民党議員として例外なく旧統一教会との関係が発覚しています。しかも後出しジャンケン組ですので国民から支持されるはずもないですよね。
ただ、私的にはここまでの内容に対してそこまで驚きや怒りの感情は無いんですね。もう自民党議員に対する“免疫”ができたとでも言いましょうか(笑)
私が一番驚いたのは、この杉田議員の事務所の対応なんです。
もうご存じの方も多いかと思いますが、ある雑誌の記者がこの杉田議員の事務所に就任会見や過去の発言についての見解を尋ねたときの担当者の言葉が
「ちなみに御社は統一教会と関係はないんですか?」
「関係ないと、どうやって証明されますか?」
「統一教会と関係のあるメディアからは取材を受けるなと言われておりますので“関係ない”ということを証明していただかないと」
と、こうきたそうです。
これにはさすがに怒りを覚えました。自身の事務所の議員が旧統一教会との関係を指摘されていながら、それを逆手にとるというまさに“究極の開き直り”ですよね? というか最上級の開き直りってどんな言葉で表現したら良いんですかね?(笑)
これ、私が質問した記者だったとしたら「お前ふざけんなよコラ~!!」って怒鳴ってるでしょうね。 もちろん心の中で・・ですよ(笑)
ごく稀に心の声が口から出ちゃうこともありますが ^^;
いや~記者さんもそんな屁理屈を吐く人間を相手によく我慢できるな~と。
しかし、あれですね。議員も議員ならスタッフもスタッフと言いますか・・・議員の発言が問題ならスタッフの発言も問題になるもんなんでしょうかね?
この開き直りが多くの自民党議員の“お手本”とならないことを祈るばかりです。
2022年08月24日 22:57