記憶にございません
先日、2016年にネパールで開催された旧統一教会のイベントに山際大志郎経済再生担当大臣と“マザームーン議員”こと山本朋広議員が参加していたことが明らかになったわけですが、この山際大臣の釈明はひどかったですね。いや、“ひどい”を通り越して“異常”ともいえる発言でした。
ちなみにこの山際大臣も後出しジャンケンによって大臣に就任した議員にも関わらず今回のネパールのイベントに参加したことは公表していなかったのです。
ということで、この議員の異常ともいえる発言を紹介しますと
まず、このイベント参加についての問いに「事務所に会議の資料がなかったため、出席したかは確認できない」と回答したのです。
ちょっと待てと。
自身がネパールまで行っといて資料がないから出席したかどうか分からないってことあります? “ネパール”というのが近所のショッピングセンターだと言うのなら「買い物に行った記憶がない」という回答も理解できますが・・・国会議員が海外のイベントに参加して資料も残ってない、記憶にも残ってないはあり得ない話でしょ?
国民が納めた税金で海外まで行って「まったく何も残ってない」は許されるはずもないですし普通のサラリーマンですら出張した時には何かしらの記録は残しますよね?
ましてや記録どころか記憶も無いとするなら、この方はおそらく議員活動に支障をきたすほどの“記憶障害”の疑いがあります。
で、会見での発言がこれまたひどいのですが
「報道を見る限り、私が出席したと考えるのは自然だと思います」と。
これ、つまりは「確かに映像に写っているのは私のようだ、だとすると私はネパールに行ったのかもしれない」ってことですかね?
もっといえば「自分は日本にいたつもりだが、身体はネパールに行っていたみたいだ」そんな話かもしれません・・・いやいや、あなた怖いって(笑)
もしかすると、この議員は“幽体離脱”していたのかもしれませんね?(笑)
まぁある意味、興味深い話ですし凄い能力と言えるのかもしれませんが、残念ながら誰も信じてる人はいないでしょうね。
ついでに“マザームーン議員”こと山本朋広議員の話も少し
ようやく、この方はマザームーン発言についての質問に対し回答したようですが、これまた馬鹿げた内容でした。
「そこまで深い関係ではなかったため韓鶴子(ハンハクチャ)氏を“かんつるこ”さんだと思っていた」
「名前を間違えるのは失礼なので悩んでいたら関係者が“マザームーン”という愛称を教えてくれたので、そう呼んだ」
だそうですが
これ、お子さんか誰かが考えてくれたんですかね?
しかも韓鶴子氏とは、さも初めて会ったかのような回答ですが過去に2回会っており、この時が3回目だったそうです。それでも“かんつるこ”さんだと思い込んでいたという、この方の場合は“幽体離脱”の疑いはないでしょうが、3回も会って名前を覚えられないのであれば、山際大臣と同様に“記憶障害”は疑うべきなのかもしれませんね。
岸田総理は「国民への丁寧な説明が大事だ」とおっしゃいますが、私からすると「まずは病院に行って精密検査をすべきだ」と思うのですが、どうですかね?
もう彼らが言ってることは“異常”です。自分のことだけを考えれば開き直りも分かりますが、党に所属する議員として考えれば自民党の評価を下げてるだけなのが分からないのでしょうか?
内閣支持率の急落に自分たちが大きく貢献しているのが分からないのでしょうか?
こんな議員らがこれから何年も国会に居座るのかと思うと、この国の政治に何の期待すら持てないということが分かります。
2022年08月27日 12:34