議員によるツイッターについて
最近では著名人によるSNSを利用した発信等も多く、より身近にファンとの交流も広がることで良い部分もあるのでしょうが誰でも簡単に自分の言葉を発信できてしまうことで逆にトラブルが増えていることも事実ですので、その辺りのモラルというのは考えていかなければならない問題だと思います。で、今回は議員によるツイッターへの書き込みが問題となっている内容について書いてみたいと思います。
まず最初に自民党所属の北海道議である道見泰憲議員の書き込みですが
内容としては
「国葬に反対する方々にお伝えしたい…わかったから…賛成して欲しいとか野暮なことは言わないから…だからもう黙ってろ」
だそうですが、これどうですか?
いったい「お前がどんだけ偉いねん?!」って思いませんか?(笑)
私も国葬には反対意見である人間として「たしかに伝わりました」と、この議員にはお伝えしたいですね。
もちろん、この議員の偽りない本音であることは間違いないところなのでしょうが、議員の発言としては完全にアウトかと思います。
まず、この人は誰のおかげで議員になれたのかということを考えるべきでしょう。
当然ながら「は~い!なりたいで~す!」と手を上げたら「はい、アナタどうぞ」と早い者勝ちで議員になれたわけではないはずです。
では、この議員に投票してくれた北海道民は必ずしも国葬に賛成しているのか?
直近の世論調査では全国民の半数以上が国葬に反対している状況から考えれば普通に分かるはずです。
つまりは、自分に投票してくれた道民に対しても「自分と同調しないなら黙ってろ」と言っているのと同じ意味になりますよね。
好き勝手なことをツイッターに書き込むのも良いですが、後から「深く反省しております」などというみっともない書き込みはしないように願いたいものです。
次に同じく自民党の細野豪志議員が書き込んだ内容ですが
「国会も地元も話題は統一教会一色。エネルギー、安全保障、経済など危機的かつ本質的な問題が議論されない現状に危機感を持つ」
ということで、これ一見正論にも思えますが
このツイートに対しジャーナリストの江川紹子さんが
「議論すべき『危機的かつ本質的な問題』があるのに、なんで国会を閉じているんですか?」
という痛烈な一撃を見舞ったということで、間違いなくこっちが正論でしょう。
自民党が“旧統一教会問題”で野党からの追及を逃れたい一心で国会を開かない
って、誰でも簡単に分かることを他人事のように書き込めばそりゃ自滅しますよね(笑)
しかし、自民党議員のこのような書き込みは岸田政権にとって逆風となることが分からないほど頭が弱いということなのでしょうか・・・
岸田総理からすると「お前らが黙ってろ!」となるのではないでしょうか?
2022年09月03日 21:42