元自民党副総裁による見解
今回は日増しに批判の声が高まっている安倍晋三元総理の“国葬”に対する元自民党副総裁山崎 拓氏のインタビュー記事を抜粋して紹介します。
「国家の政治構造は三権分立であり、国権の最高機関は国会です。やはり国葬については国会に諮るべきだったと思います。衆参の両議長を通じて議運(議院運営委員会)にかけ、野党の反対意見にも耳を傾けたうえで決定すればよかったと思う。」
「内閣改造も拙速でした。理由はわからないが前倒しで改造をした後、統一教会の問題が次々と出てくる。国民からすれば、なぜしっかり調べてからにしないのかと疑問に思うのは当然です。」
「ここまでくれば教会の活動を規制するところまで踏み込まないと、問題は収束しません。もはや自民党の各議員が関係を見直すという段階ではない。」
「河野太郎さんが霊感商法に関する検討会の設置を表明しましたが、なんらかの規制をしなければ、また名称を変更して同じことが繰り返されるだけです。活動の規制に関しては公明党や自民党内からも大きな反発が上がるでしょうが、そこは河野さんの真価が問われる。」
また、先日の福岡市における講演の際には
「国権の最高機関は国会だ。国葬でやる以上、国会が認めることが必要だ。岸田文雄首相は用意周到さに欠けている」
と述べられたそうです。
まさに、これらはすべて正論ではないでしょうか?
2022年09月06日 01:15