国葬を巡る二階俊博氏の発言
前回、内閣支持率のお話を書いたわけですが、この支持率低下に大きく影響しているとされる安倍元総理の国葬について、自民党の重鎮である二階俊博氏が16日におこなわれたTBSの番組において発言した内容がさらに国民の怒りに火をつけたようで、これぞまさに“火に油を注ぐ”というやつですね。
なんか、いつも思うのですがこの二階さん、もう少し考えて発言したら良いのにって・・・前回の「国葬やらなかったらバカ」発言といい、私は別に岸田総理を擁護するわけではありませんが、これでは本当にお気の毒としか言いようがありません(笑)
で、今回の発言を紹介しますと
「(国葬が)終わったら反対していた人たちも必ず良かったと思うはず。日本人なら」
「長年務めた総理が亡くなったのだから、黙って手を合わせて見送ってあげたらいい。こんなときに議論すべきじゃない」
ということで、気持ちは分からないではないですが国民がこれだけ反対している状況で『議論なんか必要ない、日本人なら黙って手を合わせろ』はさすがに無理があるでしょう。
また、国葬欠席を表明している野党に対しては
「欠席する人は後々、長く反省するだろう。欠席しようがしまいが国葬には関係ない。世の中にあまり賢くないということを印象づけるだけだ。選挙で取り戻すのは大変だぞ」
という発言も、むしろ自民党の信用を取り戻すのもかなり大変な状況にきてますよね? 特に旧統一教会の組織票を頼りにしていた自民党議員は選挙においても今後は議席を失う可能性すら大いにあるかと思うのですが・・・まるで二階さんには国民の声が届いていないかのような発言ですよね。
お酒を飲んで酔っ払ったお爺ちゃんじゃないんだから、もう少し岸田総理の置かれている立場も考えて発言した方が良いかと思うのですが・・・
まぁ報道陣からすると格好のネタを提供してくれる重要な人物ですよね。
2022年09月18日 00:47