“国賊”発言に対する自民党の対応
安倍元総理に対する“国賊”発言を重く見た自民党が同党の村上誠一郎議員の処分をめぐり12日には党紀委員会を開く方針を決めたらしいですね。まぁ確かに“国賊”発言は問題ありとは思いますが、はたして今の自民党に議員を処分する資格があるのだろうかという疑問も出てきます。
ここまで大問題となっている“旧統一教会問題”では国民の大半が“説明責任を果たせ”と求めてきたにも関わらず、好き放題の大噓を並べてきた議員は誰一人として処分されておらず、いったい自民党は何を重んじる政党なのか?
私からすると“内輪揉め”した村上議員を除名処分にして党の秩序を守ることよりも、国民の幸せを考え国民に信頼される政治を目指すことが政権与党の使命ではないだろうかと思うのですが。
そうであれば、旧統一教会による霊感商法や多額の献金で苦しんできた被害者を含め多くの国民の怒りに対し、こういった組織の“広告塔”を担ってきた議員らを除名処分にする方が先決ではないのだろうか?と思わざるを得ません。
優先すべきは“国民の生活”か“党の秩序”か・・・自民党はどのような答えを出すのでしょうね。
2022年10月03日 23:15