頭の回転が速いお爺ちゃん
昨日のブログで旧統一教会との関係を指摘されてきながら“ノーコメント”を貫き無視し続けてきた細田博之衆議院議長が、臨時国会を前に野党の追及の声にようやく重い腰を上げたのがペラ紙1枚による説明だったことは書きましたが、さすがにこれでは説明が不十分だと反発する野党に対して公明党の山口那津男代表らの説得もあり、10日以内に“追加説明”を行うことに応じたようです。
これ、一見「そりゃそうだ」と納得してしまいそうなところですが・・・いやいや、ちょっと待てと。どこまでこいつらはズル賢いんだと。
というのも臨時国会における党の代表質問は今週の5日、6日に予定されているのです。つまり野党からの追及はこの2日間なわけで、細田さんが追加説明を出すという10日という期日を使えば、この代表質問を回避できることになるのです。
本当にズル賢い爺さん達だな~と、ここまでくると感心してしまいます。やっぱ伊達に年を取ってるわけじゃないんだなと・・・(笑)
こんなことにばっかり頭の回転が速いんでしょうか。できればもっと違う方向に頭を働かせて欲しいものです。
ちなみに自民党のあるベテラン議員は「(細田)議長が“わざわざ”コメントまで出されているわけだから、それ以上の対応はないと思う」と発したという記事がありましたが、この“わざわざ”とはどういう意味なんでしょうね? 細田さんは自民党にとって神のような存在なのでしょうか。
私から言わせると逃げ回ってる神なんていないだろ?と思うのですが、そもそも追加説明に10日間も必要ありますか?旧統一教会との関係を指摘されてから何十日ありました?って話じゃないですか。
ここまであからさまに逃げ回ってるとますます国民の疑念が大きくなりませんかね? 「悪いことやってましたよ」と宣言してるようなもんでしょう。
まぁそれほど言い訳もできないくらい追い詰められてる証拠なのかもしれませんが・・・
ちなみにここでもう一度、岸田総理の所信表明を紹介しておくと
「厳しい意見を聞く姿勢にこそ、政治家・岸田文雄の原点があるとの初心を改めて肝に銘じながら、内閣総理大臣の職責を果たすべく、全力で取り組む」
ということらしいですが
頼むから本当にやってくれよ・・・と思うのは私だけですか?
2022年10月04日 12:22