発足1年を迎えた岸田政権の支持率
先日、時事通信社が10月7~10日に実施した世論調査において発足後1年を迎えた岸田政権における内閣支持率が菅内閣時代の最低支持率29%をも下回る27.4%を記録し、不支持率は43%まで上がりました。これを岸田さんはどう受け止めるのか?また呑気に『一喜一憂しない』と“何もしない岸田”を貫くのか。
これまで何度も書いてきましたが、やはりこの支持率低下の一番の要因は相変わらず曖昧な答弁に終始する“旧統一教会問題”を筆頭に“安倍元総理の国葬強行”、さらには効果の見込めない“物価高対策”も大きく影響しているでしょう。そして、どう考えてもこれらに対する対応を見る限り支持率が回復する要素は見当たりません。
ですが、個人的な意見としては岸田総理もある意味でいうと気の毒な一面はあると思っています。
特に“旧統一教会問題”なんて完全に安倍元総理が残した負の遺産ですから、いわば闇の部分を隠しつつ説明責任を果たすというのは想像以上の重責ですし、そもそも無理があります。また、あれほど多くの議員に汚染が広がってる状況というのもさすがに想定外だったでしょう。
はたして、このままズルズルと落ちていく内閣支持率を指をくわえて見ているのか、それとも“起死回生の一発”を打ち込むことができるか?となるわけですが
私の見解としては、この起死回生の一発に当たるのは“旧統一教会の解散命令”しかないと思っています。
というのも最近になって全国霊感商法対策弁護士連絡会が文部科学省などに旧統一教会に対する“解散命令請求”を裁判所に申し入れるよう求めました。つまり弁護士でさえ「解散させるべき」という見解なわけですから、多くの国民も理解を示すのではないでしょうか?
そしてこの流れに岸田総理も乗っかり旧統一教会を解散させることができれば安倍元総理との関係性を追求する声も多少弱まるでしょうし、支持率も回復すると思うのですが・・・どうでしょうね。
もちろん賛否両論あるとは思いますし、一定数の反対意見も当然出てくるでしょうから難しいことも分かります。正しいかどうかは別として、あくまで起死回生の一発という意味での意見です。
まぁ普通に考えると解散するのは岸田内閣かな・・・とは思っていますが(笑)
2022年10月16日 23:00