山際大志郎に続く辞任レースを制したのは
さて、度重なる記憶障害により国会に多大な迷惑をかけ、内閣支持率の暴落に大きく貢献してきた山際大志郎の辞任から、注目は次に続く議員はいったい誰なのか？ということで、大方の予想では総務省の寺田稔大臣がダントツ一番人気に推されていたのは言うまでもありません。
というのも総務省という、いわゆる政治とカネ（政治資金）を規正する立場の大臣でありながら自身の不正疑惑が出るわ出るわで・・・自身の後援会における政治資金収支報告書の会計責任者がすでに亡くなられた方の署名と押印であったとする有印私文書偽造、さらには妻が代表である政治団体の脱税疑惑に、異なる複数の店で宛名が同じ筆跡という領収書偽造疑惑と次から次へと明るみとなっているからです。
この“辞任レース”を競艇に例えるなら、１号艇でどっかりとインに構えるのが組織性・悪質性・継続性と三拍子そろった完璧な仕上がりをみせる寺田稔（総務大臣）、そして２号艇には陰湿性・悪質性に絶対的な自信を持つ杉田水脈（総務政務官）が続き、この１－２の組み合わせが圧倒的に人気だったのですが、なかなか人気通りにはいかないもので・・大方の予想を覆し、見事に１着でゴールしたのは狂言性を活かして大外から強引にマクリを決めた６号艇の葉梨康弘（法務大臣）でした。まさにガチガチの鉄板レースのはずが大荒れのレースとなりましたね。
私の予想では間違いなく２着には寺田稔が続くでしょうから２連単の６－１、３連単は６－１－２この２点で大きく勝負します（笑）
なんて・・・まぁ笑えないような例え話をしてみましたが、もう真面目に書くのもバカバカしくなるくらいに“呆れた閣僚だらけ”ですね。ちなみにこの大波乱を起こした葉梨大臣の“〇刑のハンコを押すだけの地味な仕事”発言については説明の必要も無いですよね？
これで８月の内閣改造から早くも２人の大臣が辞任したわけですが、まさに岸田内閣は今にもガタガタと崩れ落ちそうな状況です。これに寺田大臣に杉田政務官が期待通りに続けば、半年持たずに四人の閣僚が辞任となるわけですから、岸田総理の任命責任を追及する声が止まないのは当然のことです。
ましてや辞任第一号である山際大志郎においては大臣を辞任した数日後に新型コロナウィルス感染対策本部長に就任させるという信じられない人事は国民を殺そうとしているのかとすら思えます。しかもそれを指名したのが旧統一教会の信者とまで言われるあの萩生田光一政調会長というのですから自民党人事はもう狂ってるとしか言いようがありません。
そもそも泥棒が泥棒に「泥棒を取り締まる対策を考えろ」と言ってるようなもので、完全に国民感情を無視した“やり放題”状態のまさにバカの極みでしょう。
これを止められない岸田総理にもはや、政権運営など無理なのです。
そりゃ「自民党に投票するからこうなる」がトレンド入りするはずですよね・・・
2022年11月13日 02:13
