“異次元の少子化対策”には増税が必要なの?
ご存じのように岸田総理が年頭会見で色々と述べていたわけですが、その中で「異次元の少子化対策に挑戦する」と述べていましたね・・・いや、ツッコミばかりで申し訳ないのですが“異次元の少子化対策”ってナニ?ってなりませんか?
“この世のものとは思えない”少子化対策ってことですかね?(笑)
しかも、それを「大胆に検討してもらう」ということで
つまり、これ“異次元の少子化対策を大胆に検討する”ってことなんですが・・・抽象的すぎて具体策が全然見えてこないですよね。ドヤ顔で話す割には(笑)
ちなみに東京都の小池百合子知事は都内に住む0歳から18歳の子ども一人につき毎月5千円を給付する方針を明らかにしたわけですが、逆に自民党の甘利 明前幹事長は岸田総理の言う“異次元の少子化対策”を実現するためには“消費増税”も検討すべきというような発言をしています。
え~っと・・・まず、小池知事が打ち出した毎月5千円(年間6万円)の給付については子どもを持つ家庭とすれば多少は助かるでしょう。ですが、甘利さんの言うように消費税を増税すれば結局のところ、東京都ですら給付でもらえる年間6万円以上に税負担の方が増えるわけで、まさに“どあほう”って話ですよね(笑)
消費税が上がれば、ますます国民の生活は苦しくなるのに、誰が“子どもを作ろう”って考えますか? 本気で少子化に歯止めをかける気があるのなら、検討すべきは“減税”でしょ?って話で。
そこは頑なにやらないくせに、何をもって“異次元”と表現するのか・・・ましてや、その“異次元”とやらの中身さえ分からない現時点において消費税の増税を口にするのは本当に理解できませんし、何の期待もできないことが分かりますよね。
本当にアンタらがやりたいのは“異次元の増税”ではないのか?と。
頼むから、もう少し考えてから発言しろよと言いたいものです。
2023年01月07日 00:06