国会よりも米国重視?
今日の本会議で相変わらず岸田総理のダメっぷりが如実に出てましたので、それを書いてみたいと思いますが、やはり防衛費に対する野党からの批判は避けられない状況の中、今日は日本共産党の吉良佳子議員の質疑がちょっと面白かったです。
まず、5年で43兆円に上る防衛費を確保すると閣議決定したこと、つまり国会の議論を経ないまま政府の独断で決めるのはおかしいということを指摘していました。
これに対し岸田総理は
「議院内閣制の下では政府・与党が国政を預かっている。進め方に問題があったとは考えない」と答えたのですが
これどうなんでしょう? じゃあ国会って必要なんですか?って話にもなりますよね。
以前にも書きましたが、安倍元総理の国葬を決めたのも閣議決定なわけですが、それで野党からの猛反発を受け、最終的には国民の過半数が国葬に反対したわけですよね? で、それ以降の内閣支持率は下がりっぱなしですが・・・まだ学習しないんですかね?
さらには昨日、私が書いていたことと同様で
「こんな重大な方針転換を国会より前にバイデン大統領(米国)に報告するなんて順序が逆ではないか。国会よりも米国重視、これが総理のやり方か」と。
これに対しては
「米国には日本の現状を説明した。“国会より米国重視”ということではない」
と、苦しい言い訳をしてましたが・・・誰がどう見たって“米国重視”なのは明白ですし、国会を軽視してるのも分かりますよ(笑)つまりはそれだけ野党が舐められてるってことですかね。
で、「今後は活発な国会論戦を行い、国民への丁寧な説明もおこなっていく」
とも言ってましたが・・・それこそ順序が逆じゃろがい!!って話なんですけど(笑)
2023年01月24日 23:55