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遠慮は運を遠ざける


今回の内容はタイトルを見ただけで、すぐに分かる方も多いかと思いますが、これは松下電器(現パナソニック)の創設者である松下幸之助さんの言葉です。ちなみに私自身は恥ずかしながらあまり本を読む習慣がないので、この方の著書を読んだことも無いのですが、今回たまたまネット記事で読んだら驚愕と同時に非常に共感した内容だったので、私なりの理解で少しご紹介させていただきます。

 
内容としては、この松下幸之助さんが「人の運命とは何か」を長らく見つめてきた中で、こういった心理にたどり着いたそうです。


「遠慮とは“運”の入り口を自分でふさいでいる行為である」と。

 
つまり、自分の声を抑え込む、本音をしまい込む、といった望みを後ろに押しやってしまう行為というのは静かな自己否定であり、こういった人には“運”はめぐってこないと言っているわけです。

 
例えばサラリーマンであれば社内会議において、大勢の意見に対して自分は反対であったとしても、その意見を述べない人間が圧倒的に多いと思います。その心理は「波風を立てたくない」とか「周りの空気を読むべき」とか、そういった感情で自分をごまかして我慢する人がほとんどであり、それは一見、“いい人”とか“やさしい人”という評価をされるかもしれませんが、結局そういった人には“報われなさ”という形で、自身に跳ね返ってくるのだそうです。

 
ちなみにこの時点で「だって、世の中みんなそうじゃん」って思われた方は、この先を読んでも共感することは無いでしょうから、時間の無駄になるかもしれませんので(笑)



話しを戻しますが、松下幸之助さんいわく


「運は優しすぎる人の背中を通り過ぎていく」と表現しています。


もちろん、優しさが悪いと言っているわけではなく、それ自体は本来美しいものであるが、自分を消してまで周囲に合わせると、人生は他人の都合に従って流れてしまうということです。

 
本当の優しさとは自分の心をないがしろにしない強さでもあり、そうでなければ、やがて「自分は何を望んでいたのかわからなくなる」と。

 
ここは、サラリーマン時代の自分自身と重ね合わせると本当に共感する部分で、以前のブログ“京セラフィロソフィ”でも書いた通り、私のサラリーマン時代は社内ルールとして日常的に不正行為をやらされる会社だったので、せっかく管理職になったというのに、嬉しさよりも「オレがやりたかったのは、こんなことじゃない」というやるせない気持ちと、その反面、周りの管理職はみんなやってるから・・・という、周囲に合わせるべきなのかという葛藤が、いつも自分の中で霧が晴れないようなモヤモヤ感のまま日常を送っていました。

 
まさに「自分は何を望んでいたのか、わからなくなる」とイコールですよね。

 
だったら、どうすれば良いのか


それは「自分の本音に正直に動く」ことだそうで、そうすることで初めて“運”が味方につくのだそうです。

 
つまり、運というのは“自分を生きている人間”に引き寄せられ、逆に周囲に合わせすぎて“自分を見失っている人間”からは離れていく。だからこそ、優しい人間ほど運に嫌われるという現象が起こるのだそうです。

 
それは私の解釈からすると“優しさ”をはき違えるなということではないでしょうか。

 
正直、私は会社の役員達を見ていて“卑怯な人間ほど出世する”という持論を持っていたので「そんな人間にはなりたくない」という気持ちが強くなってしまったのですが、先ほどの“運”における考え方は目から鱗という感じですね。

 
ただし、ここで大事なのは「だから自分勝手になれ」ということではなく「自分の気持ちを大事にしていいのだ」と、心から許すことができるかどうか。


これが人生の分かれ道になるのだそうです。
 

「人生とは不思議なもので、頑張った人が報われるわけでもなく、いい人が選ばれるとも限らない。けれど“自分を信じて立った人”には、なぜか風が吹き始める」と。



これを“運の法則”と呼ぶのだそうです。

 
 
また、こうも言っています。


長年染みついた「いい人でなければ」という癖を手放すのは、簡単なことではないが、その一歩を踏み出したときから空気が変わり、人の態度が変わる。仕事が舞い込むようになる。長年続いていた閉塞感が、すっと晴れる。そして「ああ、自分を大切にするって、こんなにも世界を味方につけることだったのか」と気付く。運とは行動の結果ではなく“あり方”の結果であり、「どう生きているか」「どんな心で立っているか」がすべての運の出発点になる、と。(エエ話や~ 笑)
 
 
ここについても、私の過去の行動を美化するわけじゃないですが、自分の気持ちを大事にした結果が、現在の個人事業主という生き方なわけです。もしかすると会社に残ってる人間からすれば、裏切り者とか卑怯者とか見られるかもしれませんが、そんなことを気にして自分を抑えるくらいなら、そういった人間との関係を断ち切ることを私は選択しました。
 
 
そうやって、本当にお客さんのあては一件もないところから、たった一人で始めた事業もそれこそ運良く7年が経ちます。もちろん、それなりに努力もしたつもりではいますが、よく自身の口から出るのは「運が良かった」という言葉で、まさに予想以上に仕事が舞い込んでくるという現象が起きたんですね。

 
そして、この「運が良かった」というのは間違ってはいない認識なんだと、この記事を読んで実感しています。

 
それは、やりたくもない不正に対して自分自身に“仕方ない”という言い訳をしながら会社に残って出世を目指すという選択肢ではなく、自分の気持ちに正直に生きることを選択し、個人事業主になるという一歩を踏み出したからこそ“運”が見方をしてくれたのかな・・・なんて今は思います。むしろ、すべては“運”じゃないの?くらいに思うところも(笑)

 
 
それは幸之助さんが言うところの


“運を持っている人”には、ある共通点があるということで


それは「自分の気持ちに最後の決定権をゆだねることができる人間」であり


誰かにどう思われるかではなく、「自分がそうしたいかどうか」で決めているのです。この小さな積み重ねが、「自分を生きている」という揺るがぬ感覚を育てていきます。 


それが運を引き寄せる。それが人生を変える。反対に、遠慮がやめられない人の多くは「こうすれば誰かに嫌われないかな」「これを言うと気を悪くされないかな」という視点で、日々の判断をしています。そのたびに心の中で“自分の希望”をひとつ、またひとつと消していってしまうのです。

 
そうして生きた10年、20年のあとにいったい何が残るでしょうか。


「私は誰の人生を生きてきたのだろう」そんな思いが、胸をよぎる。
 
 


ということですが・・・


 
これを読んだあなたは、何を感じていつまで“いい人”を演じますか?


 
本当に自分の気持ちを大切にしていますか?


 
 
なんて、私も偉そうに言うほど深く理解はしていませんし、私の文面では何も感じないかな(笑)
 
2025年08月02日 17:05

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